この靴で、
好きなだけ歩いてごらん。

菊地の靴づくりの原点は
娘への愛でした。

「お父さん、歩くと指が痛い。」
娘のひとことに、創業者 菊地武男は、靴の木型を
オリジナルで造ることを決意しました。
1975年、すでに50歳のときでした。

それまで約25年間、海外デザイナーの靴をはじめ、
エレガントな靴を販売してきた彼にとって
娘の言葉は、靴の痛みに悩むお客様の声として聞こえたのです。
菊地は、靴づくりのもっとも重要な部分である
木型づくりから日本女性の靴を見つめ直します。

欧米では、シューメーカーは、
膝から下の外科医と呼ばれているという話に感銘を受け、
彼は東京芸術大学で人間工学と美術解剖学を学びます。
さらに、お客様の足を計測する器具の開発や、
シューフィッターの教育にも力を注ぎました。

日本女性が履いたときに、もっともエレガントな靴。
日本女性が、美しい姿勢で颯爽と歩ける靴。

菊地武男が追い求めた、木型そのものから造る快適さは、
こんにちの菊地の靴のすべてに受け継がれています。

HISTORY

  • 1924年
    創業者 菊地武男 横浜に生まれる
  • 1939年
    機械工として腕を磨く
  • 1949年
    菊地商店創業/靴小売卸業を始める
  • 1953年
    上野松竹百貨店に出店
  • 1966年
    ダイナス製靴(株)設立/製造卸業へ
  • 1973年
    本社を王子本町に設立
  • 1979年
    東京芸術大学にて人間工学と美術解剖学の研究を始める
  • 1984年
    木型付フルオーダーメイドシューズを手掛ける
  • 1985年
    足と靴の健康協議会(現)シューフィッター第1号に認定
    「菊地武男の靴」販売開始
  • 2006年
    「菊地武男の靴」の名称を「菊地の靴®」に改める